のんびり中山道（目次）

八ヶ岳や中央アルプスなどの山並みを望みながら、山の狭間や中腹、盆地を貫いて、一筋の道が江戸から京へ伸びている。　中山道である。

江戸の日本橋から京都の三条大橋までを結ぶ中山道は、約135里（約532Km)を69の宿場で結んでいる。　近江の草津宿で東海道と合流し、東海道より40Kmほど距離は長い。　更に碓氷峠や木曽路など難所が多く、往時は人馬の往来が困難だったことは容易に想像できる。

しかし現代に残る旧街道は、一部を除いて大半は整備されている。　街道沿いからの山岳風景と、往時の雰囲気や建造物を残す宿場風景を楽しみながら、のんびりと時間をかけて京都を目指すことにする。

中山道　旅の五原則

中山道を歩き始めるにあたり、行程計画を立てようと考えた。　しかし立派な計画を立てても、どうせ予定通り進むことは無いだろうと思い、代わりに原則的なものを設定し、あとは適宜考えながら進むこととした。

良く言えば”臨機応変”だが、悪く言えば “何も考えてない”、”いい加減”、”場当たり的”ということである。　私の場合は、当然後者が当てはまる。

中山道　旅の五原則

1)　シーズン1～4くらいに分け、2年ほどかけて踏破する。

・シーズン1　　日本橋から高崎までの、関東平野の旅。
・シーズン2　　高崎から下諏訪まで。佐久平から蓼科を越える旅
・シーズン3　　下諏訪から馬籠までの木曽路を行く。
・シーズン4　　地図上のイメージが湧かないので、後で考える。

2)　寒い冬と、暑い夏の時期は避ける。
3)　歩くだけでは飽きるので、適当に自転車を活用する。
4)　なるべく旧中山道に忠実に歩く。
5)　貪欲に見て回り、寄り道は辞さない。

進捗マップと行程表

進捗マップ

下の地図アイコンをクリックすると、現在どこまで進んでいるかを示す地図が別Windowで開く。　これは実際に歩いた時のGPSログを、繋ぎ合わせたものである。

進捗マップ

行程表と里程標（宿間距離）

*1里（3,927m) ＝ 36町（1町 ＝ 109m)で計算

 

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