前立腺がん闘病記(16) おしっこ袋をぶら下げて・・・

入院

6月13日に退院し、10日ほど経過した。

しかし退院翌日にオシッコが出ないというトラブルに見舞われた。

どうも病室に御守りを忘れたことの罰が当たったとしか思えないが・・・

その結果、再びカテーテルを突っ込まれてしまった。

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カテーテルと共に暮らす

術後10%ほどの人が、カテーテルを付けた状態で退院すると聞いていた。

「そうなったら嫌だな・・・」と思っていたが、現実となってしまった。

 

オチンチンからのチューブの先に付いたオシッコ袋を、24時間肌身離さず、共に暮らす日々が続いている。

食事の時も外出時にも、もちろんシャワーを浴びるときもぶら下がっている。

 

日中はオシッコを溜める小さめの袋を、足に縛り付けてズボンで隠す。

オシッコが溜まると、洋式トイレの端に足を乗せ、オシッコ袋の先に付けられた排出用のチューブから流して捨てる。

まるで犬の立ションである。

  

夜寝る前には、夜用の大きなオシッコ袋に取り換える。

もちろんそれまで使っていた袋は、きちんと水で洗い流す。

そして朝が来ると、夜用から日中用に交換し、夜用の袋を洗い流す。

あ~ぁ 面倒だ!!

 

チューブが変な方向に曲がってしまうと、おチンチンの先が痛い。

だからチューブをテープで動かないようにして外出する。

やはり神経を使ってしまう。

 

次回病院は27日。

この時にはカテーテルは外されるだろう。

この日が来るのを、指折り数える毎日である・・・

 

なお食事は普通に食べているが、お酒はまだ再開していない。

お酒の利尿効果で尿漏れの量が増大しそうなので、もう少し控えてみよう・・・

 


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