2012年に自転車で「しまなみ海道」や「とびしま海道」を走った頃から、旅行時に持参するデジタルギアが増えてきた。 自転車で 又は 旧街道を歩いて旅する時、更に山に登るときなどに活躍している。 ここに 現在愛用しているギアを紹介しよう。
歩いた歩数を計測する (ヤマサ ポケット万歩計 EX-500)
操作がシンプルで、文字も大きくて見やすい。 街道歩きでは、出発点でカウンターをリセットして歩き始め、終着点で歩いた歩数をメモしている。 何かの拍子に10歩以上カウントが進んでしまうこともあるが、ほぼ正確にカウントしているようだ。
あまりデジタルとは言えないが、街道歩きを行っている人の多くは万歩計を持っていることと思う。
明るいレンズで使いやすいデジカメ(LUMIX DMC-LX100)
一眼レフではない。 しかしF1.7という明るいレンズで、マクロは3センチまで近づける。 望遠は3倍と少々寂しいが、とにかく使いやすい。 購入前はオリンパスのOM-D E-M5を使用していたが、このLX100を購入以降、OM-Dは埃を被っている。
絞りリングや露出調整、シャッター速度を調整するダイアル類が、昔のフィルムカメラのようである。 またクラシカルなデザインがカメラらしくて良い。
バッテリーはフル充電で100枚くらい撮れるが、必ず予備バッテリーを持参してる。
サイコン(サイクルコンピュータ)で道案内 (ガーミンEdge810J)
自転車用のガーミン Edge810Jを、街道歩きでも利用している。 ルートラボなどを利用して、事前に地図上に歩くルートを作成し、ガーミン Edge810Jにダウンロードしておく。 歩き始める時にこのコースを呼び出せば、後はGPSを利用して現在位置とルートガイドを行ってくれる。 簡単に言うと、車のカーナビである。
このガーミン Edge810Jは、ナビゲーションだけでなくGPSロガーとしても働く。 寄り道を含めた歩いたコースを、忠実に記録してくれるので、帰宅後にそのデータを利用して、Google Map上に実ルートを描いている。
何も考えずにGPSログを記録する (SONY GPS-CS3K)
自転車で「しまなみ海道」を巡った時、その走行記録を把握するために購入したものを、山歩きや街道歩きでも利用。
電源を入れるだけで、15秒おきにGPSログを記録してくれる単純明快なギアである。 単3電池1本で10時間ほど利用できるので、ガーミン Edge810Jを利用したGPSログのバックアップとして利用している。
回線速度の出ない格安スマフォとiPAD
ガーミンのナビや、自分流に工夫して作成したガイドを見ながら歩くので、スマフォで地図を見る機会は少ない。 近くのコンビニや、食事のできる店を探したり、休憩時にニュースを見る程度である。 しかし遅い! レスポンスが・・・
利用しているスマフォは格安SIMである。 格安SIMに変えた時から覚悟はしていたし、ヘビーユーザーではないので普段は問題ないのだが・・・
iPADは画面が大きいせいか、デジカメに比べて構図が取りやすい気がする。 特に印象的な風景は、デジカメとiPADの両方で写真を撮り、帰りの電車などからSNSへアップしている。
スマフォのテザリングを利用してネットと繋げているが、格安SIMのおかげで、イライラ感は増すばかりである。
モバイルルーターで速度問題を解決(UQ WiMAX2+)
仕事の関係でモバイルルータを購入した。 月に7Gまでの量的制限はあるが、仕事ではそんなに使わない。 費用は経費から出るので、年金生活者の財布には優しく、回線速度問題も一気に解決である。 ただし 和田峠などの山の中では繋がらないようだ。
忘れてはいけないモバイルバッテリー(Anker PowerCore 10000)
これだけデジタルギアが増えてくると、やはり途中でバッテリー切れが心配である。 特にスマフォが使えなくなると、どこかに連絡するにしても電話番号すらわからなくなってしまう。 そこで登場するのは、やはりモバイルバッテリーであろう。 ちょっと重たいが、保険と思って持ち歩いている。
https://x-polarstar.com/2016/10/07/dialy-20161006/
街道歩きだけでなく、自転車での旅行や山に行く場合も、ほぼ同じ装備である。 日帰りで出掛けるのであれば、これらをザックに入れて行けば良い。 しかし泊りがけとなると、これらの道具に充電器が加わる。 急速充電器にカメラのバッテリー用充電器、ケーブル類などである。
なんか道具に振り回されているような気がしないでもない・・・・