2017年3月9日~10日
週に一度であるが、バドミントンのサークルに加わって汗を流している。 このサークルで「地獄の特訓」と銘打って、1泊2日の強化合宿が行われた。
合宿場所は、千葉県立「内浦山県民の森」。 強化合宿といっても、メンバーの平均年齢は70歳に近い。 バドミントンというより「羽根つき」、そして夜の宴会に重きを置いた、「宴会合宿」と呼ぶにふさわしい合宿であった。
合宿に出発
自宅を出る際、「本当に練習するの?」と疑いの目を持つ妻に見送られ、一応バドミントンの用具を担いで出発である。
安房小湊へ
最寄駅の海浜幕張から、外房線の特急わかしおに乗って、「安房小湊」を目指す。
約1時間40分の列車の旅で、外房に位置する「安房小湊」に到着。
内浦山県民の森
合宿は体育館および宿泊施設を持つ「内浦山県民の森」。 安房小湊の駅から、4キロほど離れた山の中である。
体育館で特訓が始まる!
宿で昼食の後、早速体育館に移動して特訓の開始である。
広い体育館の半館。 コート3面を借りたが、他は誰もいないので貸切状態。
南房総なので暖かいかと思ったが大間違い。 ガランとした体育館は冷え切っていて、汗をかくことも余りない。
お刺身三昧の大宴会
早々に練習を切り上げ、風呂で汗を流した後は、いよいよ夕食である。 「早春の南房総宿泊プラン」という、季節限定の特別料理プランに申し込んだが、せっかくの房総である。 刺身舟盛りを追加で申込み、美味い料理に期待は高まる一方であった。
余りのボリュームに嬉しい悲鳴を上げる!
11名での合宿予定だったので、5~7名用の舟盛りと、5名用の刺身盛合せを追加予約しておいた。 そして食事の席に着くと、いよいよ舟盛りとのご対面である。
「うぉ~ぉ! 凄ぇ~!」
舟盛りの余りの刺身の量の多さに、驚きと、嬉しい悲鳴が上がる。
更にもう一皿、大皿に盛られた刺身の塊が運ばれてくる。
「食いきれるか???」
量の多さに対する嬉しさは、一抹の不安へと変わったのである。
刺身だけではない海鮮づくし
刺身に目が行ってしまったが、目の前に並ぶ料理を見ると、これまた凄い・・・。
金目鯛の竜田揚げ
サザエの漁火焼き
クジラの生姜焼き
サンガ焼き
旬野菜の鍋
菜の花のおひたし
「よぉ~し! 食ってやろうか・・・」
残すのは悔しいと、残った刺身を掻き集めて海鮮丼を作る。 あまりの美味さに、ご飯をお代わりしてしまった! さすがに腹がはち切れんばかりで苦しい・・・
その後部屋に戻って2次会。 満腹の腹にアルコールは別腹と酒は進み、房総の夜は更けるのであった。
ダメ押しのお刺身で合宿打ち上げ
翌日、まじめに9時から練習を再開。 12時には練習を終え、海辺の海鮮料理屋に向かい、合宿の打ち上げが開かれた。
再び刺身 やはり美味かった!
前日の夜にゲップがでるほど刺身を食べたのに、打ち上げは再度の刺身定食である。 見るのも嫌だと思っていたが、一目見るなり「美味しそう!」。
まずは「なめろう」。 房総の名物漁師料理である。 「美味すぎる・・・」の一言。 昼からビールが旨い!
続いて刺身の盛り合わせ。 まったく文句なし。
こうしてバドミントンは2の次の、「春の宴会合宿」は終了した。 このような合宿であれば何回やっても良いが、決してバドミントンが上達することはなさそうである。
それよりバドミントンを少々楽しみながら、それ以上に美味い物を食べ、飲んだくれる。 要するに暴飲暴食して、ぽっくり逝くことを目指した方が良さそうである。
帰りの列車の中で、前日夜の2次会で余った日本酒を開けて酒盛りの開始。 陽の明るいうちから、日本酒の臭い匂いを周りに撒きちらし、人迷惑をかけながらの帰宅である。 これだから老人は、若者たちに嫌われるのである。 反省! あまりしていないけど・・・