以前に「小さな優れもの」として紹介したバーエンドミラー。 しばらく使ってみたが、当初の評価から変わってきた。 そしてbusch muller社の”Cycle Star”という、2代目バーエンドミラーを買ってしまった。
最初のバーエンドミラーの、何が評価を落としたのか? しばらく使った感想を含め、2代目のミラーを紹介する。
評価を落とした初代ミラー
最初に購入したミラーは、富士彫刻工業所の「バーエンドミラー」で、装着しているとは思えないくらいの超小型の逸品である。 装着して試走した時の感想が、下の記事である。

使用開始して半年が経過したが、どうも使い勝手がイマイチである。 大きな理由として2つほどある。
1) ミラーがすぐに動いてしまう。
径が細くてゆるゆるなので、輪ゴムをパッキン代わりに使った。 しかしミラーが何かにあたると、すぐに動いてしまう。 輪ゴムのパッキンの為、位置を調整しても反発するので、一発で位置がなかなか調整できない。
2) ミラーが小さい
鏡面はクリアで後方を良く映しているが、ミラーが小さいため、映る像も小さい。 これは私の視力の問題でもあるが、少し注視しないと、像が何なのか良く判らない。
2代目ミラー”Cycle Star”を購入
初代ミラーに少しずつ不満が出てきたところへ、あるサイクルショップで、やはりバーエンドに取り付ける大型のミラーを見つけた。 店員に取り付け方の説明を聞くと、かなりしっかりと固定されるとのこと。 バックミラーは使うと便利である。 あまり恰好は良くないようだが、安全面を考えて購入してみた。
直径6Cmの丸型ミラー
どうやら”busch muller”というのがメーカー名で、ドイツ製とある。 商品名は”Cycle Star”という丸型のミラーである。
ミラー本体と、取り付け部品。 アーレンキーも同梱されている。
バーエンドへの取り付け
取り付けは簡単である。 「なるほど!」と思える構造で、かなりしっかりとハンドルに固定できる。
第1ステップ ミラーの組み立て
ミラー本体のハンドル差し込み部は、斜めにカットされている。 同梱されている、やはり斜めにカットされた部品を合わせ、ボルトとナットで仮止めをを行う。
第2ステップ ミラーの固定
仮止めしたハンドルへの差し込み部を、バーエンドに挿入。 ミラー側からアーレンキーでネジを締めて固定する。 かなりがっちりと固定されるので、あとはミラーの角度を調整するだけである。
見た目はあまり良いとは思えない
直径は6Cmだが、あまり外側に出っ張ることはない。 しかし結構目立つ・・・ まるで満月か円盤を付けているようだ。
使用感について
取り付けた後、印旛沼までの往復60Kmほど走ってきた。 初代と同じように、最初は好印象だが、使っているうちに欠点が見えてくる可能性もあるが、まぁ第1印象は悪くなかった。
ミラーが大きくなり、かなり見やすい
初代のミラーのサイズを測ると、横幅は2.5Cm、縦は3Cmほどであった。 これが倍のサイズになったので、かなり見やすくなった。
またしっかり固定され、角度調整も適度な硬さで、走りながらでも簡単に調整できた。 また振動で動くこともないようだ。
欠点を探せば、やはりデザインである。 まん丸で結構目立ちそうだが、あまり拘ることでもないことだが・・・ それよりミラーで見る遠近感は、実際とは異なるので、あまり頼ることなく目視を忘れないよう、安全運転を心がけよう。