愛車トマジーニのフレームは黒である。 トマジーニの日本代理店であるAction Sportsが持つ定番カラーは、気に入らなかったので別注した。 黒のフレームに銀輪をキラキラさせて走りたかったのである。
黒では傷が目立つので、納車と同時に別のサイクルショップへ持ち込んだ。 「ガラスの鎧」とういう、傷防止のコーティングを行うためである。 車業界ではおなじみのガラスコーティングであるが、その自転車版といったところか。
「ガラスの鎧」 その効果は?
トマジーニが納車され約1年が経過したが、お陰様でフレームに傷は付いていない。 しかし「ガラスの鎧」効果なのか、気を付けて乗っている為なのか、残念ながら判らない。 そこであまり傷に気を使わなくても済むよう、更に傷防止のテープを貼ることにした。
3Mの表面保護用テープ #331を購入
先日印旛沼まで走った際、休憩した八千代の道の駅で、隣にロードバイクを停めた人と雑談を交わした。 その雑談の中で、傷防止用テープという便利な優れものがあると教えられた。 その人はフレームだけでなく、クランクのロゴなどにも貼っているとのこと。
自宅に帰り、教えられた商品名をアマゾンで検索して早速ポチッ!
テープはまったくの透明ではなく、透明度は若干低いようだが、さほど気にするほどではない。 また引っ張ると伸びるようだ。
黒のフレームに貼ってみる
貼る前に、中性洗剤でフレームの油分を取るなどの下地処理を行い、早速貼ってみた。
実に気持ち良く、ピタッと貼れる。 「しわにもならず、これは良い!」と思ったのもつかの間、明るい所でよく見ると、気泡だらけ。 「ギョェー!! これはアカン・・・」
黒のフレームでは気泡がすごく目立つ。 まるで水ぼうそうみたいだ。 白系のフレームなら良いが、黒はまずい・・・
貼ったテープを剥がし再挑戦。 テープを剥がしても糊が残らないのが良い。 またこの表面保護用テープは、1巻で32mもあるのでどんどん使える。
今度は少しずつ気泡を押し出しながら貼っていく。 一度にテープを長く貼るより、短めの方が良いようだ。 ゆっくり慎重に作業を進め、出来上がった仕上がりがこれ。
まぁまぁの仕上りたが、テープの切れ目が判る。 また光沢が落ちたことは残念だが、「ガラスの鎧」との2重ガードである。 これで傷に対する予防策が更に強化された。
貼った部分はトップ、シート、ダウンの各チューブと、ワイヤが接する部分、サイコンセンサー取り付け部など。 更にフロントフォークやシートステー、チェーンステーの銀メッキ部分は、テープを貼ってもまったく目立たなかった。
テープを貼ってから今日初めて60Kmほど走ってみたが、特に剥がれることもなかった。 次回貼りかえる時には、水貼りをやってみよう。