沖縄土産でもらった、アルコール度数53度という泡盛・瑞泉を開けた。
説明によると、黒麹による全麹仕込み・・・ 何だかわからないが、蒸留後に水を加えず蔵出ししたとある。 壺で古酒造りの親酒にするそうだが、これは2014年蒸留、2015年瓶詰となっている。 まだとんがってるだろうな・・・ 10年、20年物が良いのだが。
日中国交回復の時、時の首相・田中角栄と、中国の周恩来が乾杯した時の「茅台酒」(まおたいしゅ)も53度である。
アルコール度数53度「瑞泉原酒」
ウォッカと同じように無色透明。 見た目は日本酒と違って、サラリとした感じである。
そしてそっと香りを・・・ 確かに酒というより、アルコールそのものだ。 しかし鼻にツンと来る安酒と違い、まろやかで、ふくよかさを感じる。
まずはストレートで・・・ あまり多く口に含むと咽そうなので、最初は少々・・・
「ウォ~ッ!」としか言いようがない。 さすが53度、口から火を噴く。
もう一口! 「グワァ~ァ!」 やはり凄い! 胸が焼けるようだ!
おや? ちょっと待てよ・・・? ちょっともう一口。
これは結構いけるかも・・・ 確認のためもう一口。
うん! これはいけるぞ!! 美味い・・・ もう一杯・・・
こうしてちょびちょびと酒が進み、気付くと足元がふらつく感じ。
いかんいかん、これ以上飲むと腰が抜ける。
最初は”凄い!”と思ったが、慣れると飲みやすくて美味い。 癖になりそうな酒である。
でもこんなの毎晩飲んでいたら、すぐにアルコール中毒になってしまいそうだ。