前立腺がん闘病記(18) ついに闘病生活にピリオドを打つ

入院

昨日退院後2度目の再診を受けに行ってきた。

1度目は、退院翌日に再び付けられたカテーテルを外してもらいに行ったが、その時に手術で摘出した前立腺やリンパ節の病理検査の結果が知らされた。

基本的に転移もなく、前立腺内部にガンは留まっていたので、ガンはきれいに取り除かれたと思われると医者から嬉しいお知らせが・・・

そして今回は手術結果を裏付ける血液検査である。

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劇的変化が現れた血液検査の結果に驚く

血液検査でPSA値を調べることにより、前立腺がんの可能性が調べられる。

正常値は0~4ng/mlとされている。

自分の場合、入院前のPSA値は32ng/mlと立派な数値。

そして手術後初めての血液検査の結果は ・・・

何と 0.14ng/mlという、驚異的な数値を叩き出した。

医者が言うには、手術後で0.2ng/mlになれば良いので、これで大丈夫でしょう・・・

おぉ 神よ。 有難うございます。

尿漏れも聞いてみた

ついでに尿漏れも聞いてみた。

「尿漏れが酷く、あまりオシッコが溜まらなので、尿意も感じない」

「少し溜まっても、タラタラと出るだけで勢いがない・・・」

そうぼやいてみると

「ハハハッ カテーテルが抜けてまだ1週間ですよ」と笑われてしまった。

「しっかりと骨盤底筋のトレーニングをやれば、1ヶ月から2か月で効果が出てくるでしょう」

リンパ浮腫のチェックを受ける

リンパ節も取ったので、リンパ浮腫と呼ばれるむくみが起きることの説明を退院時に受けていたが、先週末に両足の足首から足先にかけて、ふかし芋のようにふっくらと足先が膨らんだ。

夜寝る時、足先を高くして寝るなど手を打ったら、翌朝にはかなり改善された。

そして今回も医者の再診終了後に、リンパケアセンターに行くよう指示された。

ケアセンターで「足先にむくみが出たが、今は治った」と説明すると、足の太腿から足先にかけてぐいぐいと揉んでむくみの確認が始まった。

自分では意識していなかったが、足首の辺りからまだむくんでいると言われた。

足首を動かしたり、ふくらはぎを鍛える運動をすることで改善されるので、運動しなさいとのこと。

闘病生活にピリオドを打とう

自分では思いもよらぬ前立腺がんの罹病であったが、自覚症状も何もなく、健康の固まりのような生活を送っていた。

前立腺がんが明確になっても、どうもピン来ない。

手術が決まっても、どうせ外科手術だから終わってしまえば・・・ 程度にしか思っていなかった。

そして遂に手術後の結果は良好のようである。

あとは時間の経過で良くなる一方のはずなので、ここで闘病生活にピリオドを打つことにした。

もっとも闘病していたとは、殆ど思っていないのだが・・・

 

次回病院は2か月後の9月である。 それまで、残るは尿漏れとの戦いである。

また 神頼みでお世話になった成田山、さらに御守りを病室に忘れた塩竃神社にお礼詣りに行く必要がある。

そして美味しいうなぎや、塩釜のお寿司を食べて体力回復だ!!!

以上で闘病記は終了である。

 


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