
6月13日(火)に無事退院し、自宅に戻りホッと一息。
そこへ「病室に御守りを忘れてます」と、病院からの電話。
「あっ!」と思い出したが、「捨ててください」とは言えない。
そこで「次回病院に行くときに受け取る」ことにして、病院側で預かってもらうことにした。
しかし神様はお怒りになり、許してくれなかった。
退院したその日の夜中に、恐るべき神罰を喰らってしまった。
塩竃神社「うまくいく御守」
病室に忘れた御守りは、今年4月に宮城県にある塩竃神社で購入した「うまくいく御守」。
ゆる~い名が面白かったので、手術の成功を祈って購入。 そして病室の壁にぶら下げた。
看護師さんと一緒に、忘れ物チェックを行って退院してきたが、二人とも見逃してしまった。
腹が痛くて目が覚める
そして退院した日の夜中。 下っ腹が痛くて目が覚めた。
トイレに行くと尿取りパッドは汚れていないし、オシッコも出ない。
「おゃ 変だな?」
と思いながら再び寝てしまい、次に明け方5時過ぎに目を覚ました。
先ほどより腹の痛みは増し、オシッコは相変わらず出ていない。
オシッコが溜まって腹が痛くなったのか? 少々不安が走る・・・
退院したばかりの病院に舞い戻る
腹の痛みやオシッコが出ない状態は、朝まで続いた。
とりあえず朝一で病院に電話して相談すると、「できるだけ早く来なさい」と言われる。
そこでタクシーを呼び、退院したばかりの病院へ舞い戻ることにした。
「これは神様が、御守りを早く取りに来いと言ってるんでしょ!」と、同行の妻が言う・・・
御守り回収に成功
病院に到着して再診受付を済ませ、総合カウンターで御守り回収に成功。
御守りに向かって「申し訳ありませんでした」と、心の中で侘びを入れる。
すると診察を待つ間、椅子から立ち上がったりすると尿漏れが・・・
診察を受ける前に、たっぷりと尿を吸い込んだパッドを取り換えることになった。
診察では異常は無かった
膀胱と尿管の縫合部を再度調べるため、造影検査を受ける。
その結果、多少の漏れは見つかったが問題になるほどではないという。
また尿もお腹には溜まっていない。
もしかしたら御守り回収後に、神様は怒りを鎮め、人質としてとったオシッコを解放したのかもしれない。
そして再びカテーテルが入れられた
「じゃぁ 念のためカテーテルを付けますか・・・」と医者が判断。
ゲッ! 麻酔もかけずにおチンチンに管を突っ込むのか?? 痛~ぁ!!
すると「麻酔が入ったゼリーを塗って入れるから大丈夫」
「ではたっぷりとゼリーを塗ってお願いします・・・」
ウェアラブルトイレを装着して自宅に帰る
そして看護師さんから、自宅でのカテーテルの取り扱いや、溜まった尿の捨て方を教えてもらう。
外出時には、おチンチンから伸びるチューブをズボンの中に通し、尿を溜める袋を足に巻き付けるそうだ。
まさにモバイルトイレと思ったが、それは尿瓶のほうが相応しい気がする。
そこで思いついた名前が、ウェアラブルトイレ。
6月27日が次回の病院予定だが、それまで常に身に付けて暮らす羽目になってしまった。
膀胱の機能が衰えてしまいそうだが、医者は大丈夫だという。
今から思い返すと、まさに御守りからしっぺ返しをされたような気がする。
おそるべし塩竃神社の「うまくいく御守」
秋になったら、お礼詣りに行かなければいけない。