前立腺がん闘病記(11) 入院生活レポート(3)  吐いた!

入院

手術後2日目の昨日。

看護師からは、なるべく歩くようにと指示される。

そこで昨日は、病室から出てフロア内をぐるぐる歩き回る。

ついでに屋上庭園があるので、ぐるりと散歩。

ここまでは順調のような気がする。

 

しかし お腹の傷からの出血?が止まらない。

おへその右上に穴があけられ、そこにチューブが入れられている。

お腹の中に溜まる出血や体液を排出しているという。

真っ赤な血が溜まる袋を肩から下げて歩いているが、見るだけでも気持ち悪い。

お腹から漏れ出て、パジャマを汚すこと数回。 早く何とかならないか?

 

そして半分ほど食べた昼食後に感じた気持ち悪さ。 吐きそうだな・・・

暫くすると吐き気Max。 ついに洗面台でオェッ!

殆んど食事らしきものは摂っていないので、吐いても何も出ない。

オェッ、オェッ!と繰り返すたびに、腹に力が入ってしまうので、痛いことこの上なし。

まさに2重苦。

その後スッキリ感で過ごしたが、夕食を数口食べて「またダメだ!」

暫くすると、この日2度目の嘔吐。

お陰で点滴は終わったのだが、吐き気止めの点滴が追加されてしまった。

 

順調に回復していると思ったが、1歩進んで2歩下がる状態。

まあ 後は自分の気力の問題と、時間の経過で解決していくのだろう。

 


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