2018年11月1日~2日
バドミントンのサークルを作って、既に4年半の歳月が経過した。 しかし時の経つのは早いが、上達したとは言い難い。 そこで多少なりとも技術向上を目指して、昨年に引き続いて2度目の強化合宿が開催された。
昨年9月に左足首を痛め、長い間足を引きずっていた。 しかし1年を経過してだいぶ良くなったが、時たま痛みがぶり返す。 果たして合宿での長時間練習に足は耐えられるのか? 一抹の不安を抱えての出発であった。
合宿へ出発
合宿場所は昨年と同じ、南房総の安房小湊。 最寄り駅であるJR京葉線・海浜幕張より「特急わかしお」で、約1時間20分の旅である。
内浦山県民の森
安房小湊駅に到着すると、宿泊の宿から迎えのバスが待っていた。
合宿場所の内浦山県民の森は、駅から車で5分ほど山を登った所にある。 宿や体育館だけでなく、キャンプ場やバーベキューなどの施設や、自然の中を歩くハイキングコースも整備されている。
森の宿せせらぎ
宿に着くと、既に昼食の準備が整っていた。 メニューは”熱々きのこのハンバーグ”。 夕飯は魚づくしとなるので、昼は肉を食べようと、幹事の独断でメニューの選択である。
夜の宴会に備えて腹ごなし!
「強化合宿」と銘打っても、私の真の目的は「宴会」である。 他の参加者には申し訳ないが、「この歳で上手くなってもしょうがない! 適度な運動と美味い酒を飲む方が幸せだ!」というのが、私の心境である。
しかし根は真面目な私である! 練習が始まるとついつい一生懸命に・・・
、
厳しい特訓が始まる・・・
昼食を終え、いざ練習へと体育館に向かう。
バドミントンのコートが6面取れる広い体育館は、貸切状態であった。
今年の参加者は、途中キャンセルなどもあり最終的に7名。 少々寂しい陣容だが、その分厳しい練習・特訓の連続である。
試合でミスすると・・・
「ボーっと突っ立ってんじゃねえよ!」
激しいののしりと罵声が飛び交うパワハラの世界!
気の小さい私には・・・(笑)
「今こそすべての日本国民に問います・・・」
「やれ健康だとか運動などと言っているシニアが何と多いことか!」
そうです。 「そんなに長生きしてどうすんねん!」 と私は言いたい!!
そこで運動で汗を流して延びた健康寿命を、酒で縮めてプラスマイナス・ゼロとすれば良いのである。
夜の宴会 その1
激しい?練習を終え、風呂で汗を流せば腹が鳴る。 そしていよいよメインイベントであるが、酒と魚が好きな私にとって、極上のひと時の始まりである。
しかし今回の料理に関しては、少々不満が残る料理であった・・・
イサキの刺身盛合せ
小さなイサキを中心とした刺身の盛合せ。
しかし何でサーモンがあるんだ?
房総で鮭が捕れるんか?
せっかく房総に来たんだから、地魚を出せ、地魚を!!
それにタコの刺身。 なんか色が悪いな・・・
正月の茹ダコの余りか?? 生ダコを出せ!!
豪華な舟盛り!
腹一杯刺身を食いまくろうと思って、舟盛りをオプションで頼んでおいた。
ハマチだかカンパチの刺身を中心に美味そうである。 しかし ここにもサーモンが盛られ、さらに甘エビまである。
甘エビって富山や新潟の北陸じゃない?
房総のエビといったら伊勢海老だろ! 海老違いだ!!
身はふにゃふにゃで透明感もない。 こりゃ冷凍もんだよ・・・
あぁ~ 伊勢海老食いてぇ~!
金目鯛の煮付け
魚が上下逆さまなのは残念だが、立派な金目鯛の煮付けである。 2人で1尾であるが、量的には充分。 これは美味かった。 文句なし・・・
海鮮丼で〆る
刺身にいくつかの不満はあったが、やはり美味い。
最後に残った刺身を掻き集め、海鮮丼にして腹に掻き込む。 120%満腹状態で大満足。
夜の宴会 その2
苦しい腹を抱えて部屋に戻ると、盛大な2次会が待っていた。
そして事前にお酒やおつまみの協力依頼を行ったせいか、おつまみが山のように積み上げられた。
もちろんお酒も大吟醸に焼酎が・・・
歳のことも考えず、もちろん翌日のことも考えず、酒が切れるまでワイワイと宴は続いたのであった。
合宿2日目 昼の小宴会に向けて汗を流す!
快晴に恵まれた合宿2日目。 朝から前日同様に激しい練習が繰り広げられた。
しかし 練習というより、体内に残ったアルコールを汗と共に流し、昼食時に再びアルコールを受け入れるための準備運動のようなものであった。
体育館を引き上げる
午前中だけ適当に練習を行い合宿終了! 次は昼食を兼ねた打上げ会である。
再び刺身で合宿の打上げだ!
漁師料理「いいとこ」
練習終了後、宿の送迎バスで打上げ会場となる店まで送ってもらう。
利用した「いいとこ」は海沿いにある漁師料理の店で、昨年利用時に皆の評判は良かった。 そこで今年もお世話になることにした。
刺身となめろう
刺身となめろうをセットにした定食を、事前に予約しておいた。
刺身に盛られた海老は伊勢海老ではないが、昨晩の舟盛りにあった甘えびとは大違い。 やはり海老はこうでなくっちゃ!
そして「なめろう」。 これがメチャ美味なのである。
七味を振った醤油か、酢をかけて食べるが、私は酢をかける方が美味しいと思ったが、いくら食べても飽きそうもない一品である。
明るいうちから飲むビールは、夜飲むよりも美味く感じる。 まして運動した後のビールであり、さらに加えてこの美味い刺身である。
もう何も文句は無い・・・ 「まさに口福。 生きててよかった!」状態で、合宿は締められたのである。
安房小湊駅
帰りの特急の時間を調べると、15分ほど後に出ることが判明した。 これで帰ろうと、ゆっくりお茶を飲む間もなく、慌ただしく精算して駅へ向かったのである。
練習が中心なのか、飲み会が中心なのか良く判らない合宿は無事終了した。 来年も美味い酒と料理を楽しみに合宿に参加できるよう、バドミントンで健康を維持しておこう。