今年で最後か? エアレース千葉 2018

エアレース2018
 
2018年5月25日(金) 朝の10時頃に、突然「プァ~~~ン!」と頭上から降り注ぐ大音響。 「思わず首をすくめる」と言うと大袈裟すぎるが、今年もエアレースの季節がやって来たのである。

今年で4回目になるのだろうか? 今年で最後になるかもしれないと言われているので、見納めにと会場の様子を見に行ってきた。

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設営中の会場の上を飛び回る

我家は会場となる幕張の浜から僅か数百メートル。 ブンブンいうエンジン音に誘われて海辺に出てみると、エアレース会場設営の真っ最中。 行った時はまだパイロンは立っていなかったが、あれよあれよという間に立ち上がってきた。

会場が設営作業中のせいか、飛行機は上の方を飛び回るだけである。 しかし急旋回や急上昇などアクロバティックな飛行を繰り返すので、見ていて十分楽しめる。

エアレース2018

エアレース2018  エアレース2018

早くも見物客がやって来る

会場沿いの県道15号の歩道には、早くも見物客が並んでいる。

昨年同様にただ見をさせないためのシートが用意され、明日にはシートが張られて目隠しされてしまうだろう。

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【 2018/5/26(土) 追記 】

下の写真は、翌土曜の予選の日の様子である。 すっかりシートに覆われ、海が見えなくなっている。

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美浜大橋の上もすっかり覆われ、レースの様子は全く見ることが出来ない。

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一方 道路の反対車線側の歩道は倍近くに拡幅され、ベンチなども置かれている。

昨年は右側の縞模様の歩道だけであり、そこに多くの人が並んで見ていた。 今年は歩道が広がり格好の無料観覧席になりそうだ。 主催者側はどのような手を使ってただ見を阻止するだろうか?

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【 2018/5/27(日) 追記 】

決勝の様子を見に行くと、右の縞模様の歩道を通行人やランニング、自転車用として確保し、縞模様の歩道上に立ち止ってレースを見ていると、係員が左の拡幅された歩道に誘導していた。

ちょうどスタート地点に立つパイロンの向かい当たりなので、迫力ある飛行を無料で楽しむことができる。

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入場ゲートはマリンスタジアム側に移動した

入場ゲートは昨年までと異なり、マリンスタジアムの方に移動していた。

昨年まで出店などが開かれた広場が、工事中のため使えないからである。

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ゲート近くには、室谷選手の愛機の実物大モックアップが飾られるようだ。 今日はまだ組立前で、翼もプロペラも付いていない、胴体だけの状態である。

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飛行機の爆音よりヘリコプターがうるさい!

エアレースの爆音は「プァ~~~~ン」とうるさい。 しかし周回コースなので5秒ほどで遠ざかり、再び近づいてくる。 この飛行機の音は適度に間隔があるので、自宅にいてもさほど気にはならない。

それよりテレビ中継と思われるヘリコプターが、常にホバリングして「パタパタパタパタ」と、実にうるさい。

レッドブルカーのナンバーは”283”

決勝当日に用事があって海浜幕張の駅に行った。 すると駅前広場に、エアレースのスポンサーであるレッドブルの車が並んでいた。

写真を撮っていて気付いたが、すべてのレッドブルカーのナンバーが”283”であった。 何か意味があるのだろうが、各地で”283”を押さえたことは間違いない。

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サッカー日本代表の新トレーニングセンター

エアレースが開催される幕張海浜公園は、サッカー日本代表のトレーニング施設として「JFAナショナルフットボールセンター(仮称)」の建設が進んでいる。

今まであまり手入れされていなかった幕張海浜公園が、きれいに整備されることは歓迎すべきことだろう。 この工事の関係で、今回入場ゲートの場所が変更になったりしている。

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今年のエアレースが最後となるか?

「今回のエアレースで最後か?」という記事を何度か目にした。 このエアレースでは、飛行機の発着に新浦安の護岸を臨時飛行場としていたが、すぐ横に東京ベイ東急ホテルが建ったため、国交省?から許可がおりなかった。

そのため、主催者のレッドブルが全館を貸し切り、無人化することで特別に認可されたそうである。

滑走路が遠く離れると、燃料を余分に積む必要が出てくるので機体は重くなるなどの支障も出てくることだろうし、来年以降も幕張で開催される可能性は低そうである。

 
 
海浜幕張には幕張メッセもあり、様々なイベントが多く開催される。 このエアレースも主要なイベントの一つである。 地元がNHKで放映されるなどメリットも多く、多少うるさくても何とか開催を続けてもらいたいものである。
 


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