2014年5月16日
目的の北国街道と北陸道との追分まで来たので、ここで旅を終えて高田の駅から帰途につくのも良い。 しかし ここまで来たのだから日本海まで足を伸ばそうと、直江津の海岸を目指す。
風はますます強くなり、西からの突風で車道側に押し流される時もあったが、海辺の道にぶつかり日本海到着である。 あとは自転車をバラして輪行バックに詰め、ビールを買い込んで、旅の余韻に浸りながら帰るだけである。
日 付 | 区 間 | 概算距離 | 地 図 | 備 考 |
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2014年 5月16日 |
野尻宿~二本木宿 | 21.1Km | Map3-1 | 野尻宿~関川宿~田切宿 ~二本木宿 |
二本木宿~高田宿 | 26.2Km | Map3-2 | 二本木宿~新井宿~高田宿 | |
高田宿~直江津 | 7.8Km | 日本海目指して直江津へ |
北陸道を少しだけ走る
【北陸道、奥州街道との分岐】
柏崎方面への奥州道側から追分を見る。 左折すると走ってきた北国街道で、右折すると直江津、正面右斜めに行く道が北陸道である。
十字路であるが、この微妙なくい違いは城下の防備の為である。
北国街道に別れを告げ、直江津に向け北陸道に入る。 わずか2Kmほどで北陸道と直江津方面への分岐である。
高田藩は城下を繁栄させるため、北陸や柏崎から来る旅人が必ず城下に廻るよう、橋を落としたそうだ。 昔から「街おこし」というものがあったことに感心した。
【追分地蔵】
「左かゝかいたう」(左 加賀街道)「右いまゝちみち」(右 今町道)とある。
今町とは、現在の直江津だそうだ。
直江津
【日本海が見える】
北陸道と別れ県道579号を北上し、海沿いを走る道にぶつかる。
ついに日本海到着である。
【光る日本海】
風が強かったが、青空が歓迎してくれた。
【直江津駅】
自転車をたたみ帰路につく。
【特急はくたか】
ビールをお供に、ほくほく線で越後湯沢経由で帰る。
街道で出会った石仏たち
街道沿いでは、多くの石仏や道標を見ることができた。 風雨にさらされて風化が進んだものから、新たに建てられたものなど様々であるが、やはり歴史を感じさせてくれる街道であった。