武 蔵(武州) 中山道 第5宿 上尾宿 屋根の上の鐘馗様 上尾宿に入ると、鐘馗様を屋根の上に飾る家を何軒か見ることができる。京都の町に多く見られるが、鐘馗様は鬼より強いので、向かいの家の鬼瓦に跳ね返された悪いものを、さらに跳ね返す力があるそうだ。街道歩きで鐘馗様を見つけると、何となく嬉しくなる。 2016.04.07 武 蔵(武州)
武 蔵(武州) 中山道 第4宿 大宮宿 大宮氷川神社に寄道する 「大宮」の名前の由来ともなった武蔵一宮の氷川神社に寄道する。2400年以上の歴史を持つという、格式高い神社である。江戸時代初期には、この氷川神社の参道が中山道だったが、神域を避けるために街道は付け替えられたという。 2016.04.02 武 蔵(武州)
雑学 中山道 針ヶ谷村の仇討ち その真相は如何に? 北浦和から与野に向けて旧中山道(県道164号)を進み、与野駅近くに来ると、車道側に「一本杉」と刻まれた簡素な石碑が立つ。 傍らに立つ説明版によると、「一本杉の仇討ち跡」と説明されていた。 この説明版を要約すると、下... 2016.04.02 雑学 中山道
武 蔵(武州) 中山道 第3宿 浦和宿 狛兎が鎮座する調神社 浦和宿の手前に「調(つき)神社」がある。昔の税制である「租・庸・調」の調の集積場所で、「調」は「つき」とも読むそうだ。そのためか狛犬の代わりに兎が鎮座している。およそ2000年前の創建に遡るそうで、鳥居のない神社でも有名らしい。 2016.04.01 武 蔵(武州)
武 蔵(武州) 中山道 第2宿 蕨宿 縁切り榎の迂回路へ 板橋宿の縁切り榎の説明版によると、「縁を切られる」ことを嫌って、嫁入りは迂回路を通ったそうだ。この迂回路を見ると、私が生まれ育ち、遊びの中心地を通っている。子供の頃の懐かしい思い出を辿りながら、この迂回路を通って蕨宿に向かう。 2016.03.31 武 蔵(武州)
武 蔵(武州) 中山道 第1宿 板橋宿 お岩さんのお墓へ寄道 中山道最初の宿場である板橋宿。往時はこの宿場で中山道に出立する旅人と盃を交わし、旅の無事を祈って見送ったそうだ。この日本橋から板橋宿までの間は、八百屋お七、お岩さん、近藤勇などの墓巡りをしながらの歩き旅でもあった。 2016.03.27 武 蔵(武州)
武 蔵(武州) のんびり歩く中山道 いよいよ日本橋を出発 日本橋から京に向け、中山道を歩いて旅してみようと思い立った。どの程度の日数を要するかわからないが、沿道風景や旧跡などを楽しみながら、のんびり歩き旅の開始である。 2016.03.26 武 蔵(武州)
のんびり中山道 のんびり中山道(目次) 八ヶ岳や中央アルプスなどの山並みを望みながら、山の狭間や中腹、盆地を貫いて、一筋の道が江戸から京へ伸びている。 中山道である。 江戸の日本橋から京都の三条大橋までを結ぶ中山道は、約135里(約532Km)を69の宿場で結んでいる。... 2016.03.26 のんびり中山道
雑学 中山道 昔の人は何日ぐらいで中山道を歩いたのか? 江戸と京都の間を、中山道は約135里(約532Km)の距離で結んでいる。 この街道を、昔の人達はどのくらいの日数で歩いていたのだろうか? 江戸時代の交通手段には馬や駕籠もあったろうが、庶民には手が出ない。 したがって基本的に「徒歩」であ... 2016.03.25 雑学 中山道
北国街道(善光寺街道) 高田宿から直江津へ 2014年5月16日 目的の北国街道と北陸道との追分まで来たので、ここで旅を終えて高田の駅から帰途につくのも良い。 しかし ここまで来たのだから日本海まで足を伸ばそうと、直江津の海岸を目指す。 風はますます強くなり、西からの突風... 2016.03.13 北国街道(善光寺街道)