毎年恒例の「幕張ビーチ花火フェスタ」が、昨日7月27日(金)に開催された。 昨年までは土曜に開催していたが、今年はなぜか金曜日。 また千葉市民花火大会というのが正式名称なのか、今年で40回を迎えるとのこと。
昨年までは自由観覧席で見たが、海面近くで花開く水上花火が見えないので、今回は有料の観覧席で見てみようと考えた。 そこで一番安価で、我が家から最も近い有料席のチケットを購入した。
今年は23,000発の打ち上げと宣伝され、なおかつ全ての花火が見られる席なので、さぞかし迫力ある花火が・・・ と期待を胸に、ビールとおつまみを持って会場に向かった。
JFAナショナルフットボールセンター(仮称)が建設中
花火大会が開催される幕張海浜公園は、現在「JFAナショナルフットボールセンター(仮称)」を建設中である。
そのため昨年まで見ていた場所は姿を消し、マリンスタジアムや幕張メッセの駐車場が自由観覧席となり、我が家からは遠くなってしまった。
※この写真は2018年5月に開催されたエアレース時に撮影
幕張ビーチ花火フェスタの有料席
幕張ビーチ花火フェスタの有料席は4種類である。 今回は最も安価であるが、自宅から一番近い「シーサイド席」を事前に購入しておいた。
・ビーチ席A :4000円
・ビーチ席C :3000円
・シーサイド席 :1500円
・マリンスタジアム :2500円
自宅から歩いて5分程度で会場なのだが、一番近い入口は閉鎖されており、ぐるっと遠回りさせられた。 まぁそれでも10分程度だと思うので、地の利は大きい。
シーサイド席で楽しむ
有料観覧席の開場は17:00で、なおかつ入場時に配られるレジャーシート以外での席取りは禁止である。 したがって今年は事前の席取りは必要なかった。
昨年までは自前のシートで事前に場所を確保していたので、寝転がって見ることができた。 しかし配られたレジャーシートは座布団程度の大きさで、1人が腰を下ろせるだけといった寂しいもであった。
会場に着くと夕日が沈むところで、この日はきれいな夕焼けを見ることが出来た。
打ち上げ開始!
ビールを飲みながら打ち上げの開始を待つ。 花火を見るよりも、このひと時の方が楽しいと思うのは私だけだろうか?
あたりが暗くなった19:30、いよいよ打ち上げ開始である。
おや? なんか変だな!!
昨年までと比べ、音が腹に響かない・・・
それに 花火が開いて音が聞こえるまでに間がある・・・
そうです。 昨年まで見ていた自由観覧席より数百メートルも離れてしまったのだ。 大気中の音速は約340m/秒なので、1秒近く音が遅くなった計算である。
ピカッ!
・・・
ドォ~ン!!
「雷じゃねーだろ! ピカ・ドン ピカ・ドンと行け!!」と突っ込みたくなる。
音が腹に響かないのは残念であるが、斜めに打ち上げられて海面近くで開く花火もバッチリと見ることが出来たのは、やはりお金を払った賜物である。
こうして1時間は瞬く間に過ぎ去った。 花火会場を出てすぐに自宅に帰り、余韻に浸りながら再びビールで喉を潤したのである。
今年初めて有料観覧席で見たが、海辺の駐車場を利用したシーサイド席は考え物である。 この日は曇っていたから良いが、日中カンカン照りだった場合、たとえ陽が沈んでも熱せられたアスファルトからの放熱が酷いかもしれない。
日本サッカー協会のフットボールセンターの建設が進む来年の開催はどうなるのか? これからも幕張の浜で開催し、完成したフットボールセンターのグラウンドの芝生に寝転がって花火見物できたら最高なのだが・・・ これは無理だな!