瀬戸内 クルーズ気分

とびしま海道
2012年5月27日(日)

今治で一泊した翌朝、フェリーでとびしま海道に向かう。

とびしま海道の愛媛側の始点は岡村島である。 少し早めにホテルをチェックアウトし、フェリー乗り場近くの今治城に足を伸ばす。 今治城は戦国武将で名を知られる藤堂高虎による築城だそうである。 今は立派な天守閣がそびえているが、これはコンクリート製の現代版。 実際に天守閣があった期間はわずか数年だったようである。

今治城
今治港の傍に立つ今治城 お濠にはフグが泳いでいた

日曜日のせいか、フェリー乗り場には、地元のサイクリスト達と思われるグループの自転車が何台か並んでいた。

フェリーを待つ自転車乗り
フェリーを待つ自転車乗りたち
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瀬戸内クルーズ

しばらく待つと、岡村島からのフェリーが到着した。 さほど大きな船ではないが、オレンジと白の船体から車が吐き出されてくる。 この日は日曜日なので数台程度であったが、平日ならもっと多くの車を運ぶのであろう。

岡村島と結ぶフェリー
今治と岡村島を結ぶフェリー

車の後に自転車が乗り込み、フェリーの壁に取り付けられた手すりに自転車を縛って固定する。

固定された自転車
手すりについている細いロープで自転車を固定する

船内は椅子席もあるが、サイクリストのグループは座敷でのんびり横になったりしてくつろいでいる。

フェリー船内の座敷
3等船室のような座敷でくつろぐこともできる

今治港を出発すると、やがて来島海峡大橋が近づいてくる。 昨日走った橋を見上げながらフェリーは来島海峡を進む。

来島海峡大橋
昨日走った来島海峡大橋を海から望む

岡村島へ行く前に、大下島や小大下島の港に立ち寄って行く。 のどかな雰囲気を持つそれらの島の港に着くと、フェリーの前扉を開いて車を降ろし、素早く離岸する。 千葉の金谷と三浦半島の久里浜を結ぶ東京湾フェリーと異なり、生活の足としてフェリーが活躍していることが良く判る。

小大下島の船着き場
のどかな小大下島の船着き場

約1時間20分ほどの船旅で岡村島へ到着。 車が先に降ろされ、その後順次自転車が下船する。 瀬戸内の島々を、船からのんびり眺める楽しい一時であった。

岡村島到着
岡村島到着 自動車から順次下船する

 


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