マラガの2日目。 白い村として名が知られる、「ミハス」へ出かける。 マラガからRenfe(スペインの国鉄)でフエンヒローラという街へ行き、そこでバスに乗り換える。 マラガから往復で、半日ほどのショート トリップである。
フエンヒローラへ
前日は歩いて丘を下ったが、この日はホテル前のバス停から、バスに乗って街まで下り、電車の駅の近くと思われるバス停で降りる。 Centro Alamedaという始発駅を目指したが、すぐに見つかった。
海沿いを走る電車に45分ほど乗ると、終点のフエンヒローラの駅に到着。 地下から地上に出ると、エジプトのオベリスクのようなものが立っている。
道路を海側に渡り100mほど歩くと、右手にミハスへ行くバス停がある。
小さな白い村 ミハス
ミハスに向かうバスは、観光客で混み合っていた。 海岸と反対側の山腹目指し、約15分ほどでミハス到着である。
バス停の向かいの広場で、フラメンコのショーが開催されていた。 地元の人達による、観光客向けのサービスである。
村の家々の壁は真っ白で、鉢植えの花が飾られている。 花が満開であれば、さぞかし綺麗だろう。
村の中を、ロバタクシーと呼ばれる観光客を背中に乗せたロバや、馬車がカポカポと心地良い音を響かせながらのんびり歩く。
山腹に位置しているため坂が多い。
ガイドブックの写真でよく見かける、サン・セバスティアン通りのモザイク入りの坂道。
アンダルシアの強い日差しを跳ね返すために、壁を白く塗るそうである。 それにしても真っ白で、毎年塗り替えているのだろうか?
涼しげなテラス席を持つレストラン。
世界一小さいと言われる闘牛場もある。
展望台から地中海を見晴らす。 海の向こうはモロッコ。 視界の良い日にはアフリカ大陸が見えるそうだ。
再びバスでフエンヒローラまで下り、フエンヒローラの街を少し散策してマラガへ戻る。 ミハスの村は、1~2時間もあれば回れる広さなので、マラガからの往復を含めても、半日程度の丁度良いショートトリップである。
このミハスの白い村は、確かに絵葉書のように美しい。 しかしコルドバのユダヤ人街や、グラナダのアルバイシンも白い家が続く。 このように白い家を見続けたせいか、少し食傷気味。 あまり大きな感動を受けることもなかった。