旧街道の道筋に残る歴史的有名人の墓所めぐり

中山道などの旧街道を歩くと、その道筋に「エッ!」っと驚くような、歴史上の有名人の墓所に出会うことがある。

このような人物は、教科書や小説・テレビドラマの世界の話で、あまり現実感を持っていないが、実際の墓所を見ると「本当にいたんだ!」と馬鹿みたいな感想を抱いてしまう。 まさに歴史のかなたから、現実味を帯びて浮かび上がってくるような気がする。

墓所めぐりが趣味ではないが、街道歩きや旅行で出会った歴史的有名人物の墓所・慰霊碑一覧を作ってみた。

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歴史的有名人の墓所一覧

お菊塚(神奈川県平塚市)

JR東海道線の平塚駅近くに、番町皿屋敷で夜な夜なお皿を数え続ける女中「お菊」の塚がある。 昭和27年に区画整理で墓を掘り起こすと、お菊の遺骸が現れたという。

小松姫(埼玉県鴻巣市 願勝寺)

NHK大河ドラマ「真田丸」で、吉田羊が演じた小松姫。 松代藩初代藩主となった真田信之の正室で、気丈な美人としてのエピソードが面白い。 義理の弟が真田幸村である。

八百屋お七(東京都文京区 圓乗寺)

江戸本郷駒込の八百屋の娘。 恋人へ会いたさ一心で自宅に火をつけ、僅か16歳で火あぶりの刑に処せられた。 井原西鶴の「好色五人女」で有名。

お岩さん(東京都豊島区 妙行寺)

四谷怪談で有名な「お岩さん」。 四ッ谷とは全く関係のない豊島区に眠る。 怪談話はフィクションのようだが、この四谷怪談のモデルとなった「お岩」という女性は実在していたそうだ。

近藤勇と土方歳三(東京都北区滝野川)

幕末に名を轟かせた新撰組局長の近藤勇と、副長の土方歳三が仲良く眠っている。 実際は新撰組の生き残りである永倉新八が発起人となって建てた供養塔である。


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