旅行日 : 2017年8月19日 ~ 20日
2日目は「竜頭の滝」近くの駐車場に車を置いて、バスで「西の湖入口」へ移動し、「西の湖~千手ヶ浜~竜頭の滝」と、中禅寺湖畔を歩く予定であった。
しかし天気予報では午後から雨。 予定のルートは、途中エスケープルートも無いので、昨日のような雨の場合、子供達には厳しい。 そこで竜頭の滝から中禅寺湖畔を、行けるところまで行って戻ってくることにした。 結果的に正解だったようである。
光徳牧場でトンボ採り
【 トンボ採り放題! 】
ホテルをチェックアウト後、すぐ前の牧場に牛を見に行く。
牧場の柵や電線には、赤トンボが列をなしてていた。
トンボを捕まえるコツを教え、みんなでトンボ採りの練習をして楽しむ。
竜頭の滝へ
滝を覆い隠すように木が茂っている。
滝全体が見えないため、昨日の湯滝に比べると迫力に欠けている。
車の駐車場所
竜頭の滝横の駐車場に、車を長時間停めるのは気が引ける。 そこで道路反対側の、旧プリンスホテル跡にある駐車場に車を停め、ここから中禅寺湖畔に沿って歩くことにした。
中禅寺湖畔ハイキング
ハイキングコースを見ると、竜頭の滝から千手ヶ浜まで、中禅寺湖畔を歩くことになっている。 千手ヶ浜のクリンソウは有名で、その写真のイメージから、水辺の平坦な道を歩くものと思い込んでいた。
【 いきなり登りが現れる 】
駐車場を出発して100mほどで、いきなり登りが現れた。
「尾根を越して、すぐ先で水辺に下るだろう」と、この時点でも考えていた。
【 いつまでも山道が続く 】
坂を登り切ると、急斜面に付けられた道が続き、水辺に降りる気配はない。
斜面はダイレクトに水面に没し、転ぶと湖まで一気に落ちてしまいそうだ。
大きな石が頭上を覆う。 落ちないように支えている。
急斜面上に、時たま上り下りが現れる。
しかし手摺や階段がしっかり設けてあるので、心配はない。
【 赤岩到着 ここで引き返す 】
赤岩という、大きな岩場に到着。 前方に深い緑の水面が見える。
中禅寺湖がこんなに美しい色をしているとは知らなかった。
湖の対岸を見ると、怪しすぎる雲が・・・
ヤバイ! 引き返そう・・・
スマフォの「雨雲レーダー」で雨の様子を調べると、雨の強そうなオレンジ色が迫ってきていることが判った。 「30分以内に降り出すな・・・」と思い、この赤岩で引き返すことにした。
引き返す途中で、やはり雨が降り出してきた。 しかしそれほど強い降りではなく、また木の下を歩いているので、雨具を出すことももなく車に戻ることが出来た。
それにしても中禅寺湖畔のハイキングコースが、こんな山道とは思ってもいなかった。 息子達から、「どこが湖畔歩きだ 調べが甘い!」と言われてしまった。
山の定番 サッポロ〇〇 塩ラーメン
我が家では、昔から山での昼食はサッポロ〇〇塩ラーメン。 息子達を山に連れ歩いた時代から、40年近く販売されていることに驚きである。 そして、この記事を書いていて、商品名を知っていても、メーカー名は知らないことに気付いた。
【 昼食準備 】
雨も上がり、車に積んであったテーブルや椅子を広げ昼食準備。
「早くぅ~!」という、催促の目でラーメン作りを見つめている。
華厳の滝へ
天気もなんとか保っているし、時間もあるので、昼食後に「華厳の滝」へ行くことにした。 息子達が小学生の頃に、鬼怒沼を訪れた帰りに、竜頭の滝や湯滝に立ち寄ったことを覚えている。 しかし華厳の滝は、私が小学校の修学旅行で訪れた時以来ではないかと思うぐらい、久し振りの御対面であった。
【 何が見える? 】
望遠鏡は滝の方を向いていないが、何を見ているのか?
帰路は豪雨の中をノロノロ運転
華厳の滝で現地解散。 息子達は、それぞれ何処かへ寄って帰るようだが、私たち夫婦はそのまま自宅に帰ることにした。
走り始めてしばらくするとポツポツと雨が降り出し、宇都宮で東北道に入る頃には、前も見えないくらいの猛烈な豪雨となってしまった。 ソロソロ・ノロノロと走り、やがて雨域を抜けたが、東京方面の雲を見ると、激しくピカピカと光っている。 ニュースを見ると、多摩川花火大会は散々な目にあったようだ。
この日の予定コースを変更、なおかつ中禅寺湖で早めに引き返して本当に良かった。 山の中で昨日以上の豪雨にあったら、小さな子供は精神的に折れ、あっという間に体力を奪われてしまう可能性がある。
戦場ヶ原で出会った花々
戦場ヶ原を歩いて出会った花である。 他にもリンドウや名の知らぬ花もあったが、あまり数多くの写真は撮れなかった。






孫の成長とジジババの老化は早い!
とにかく3家族とも無事に家に帰り、今年の夏合宿は終了した。 そして毎度のことであるが、「さて来年はどこへ行こうか?」と考えるのである。
最年少の子は、来年は5歳である。 もう普通の山でも大丈夫だろう。 また最年長は、来年小学5年生。 あと何年一緒についてくるだろうか?
本当に「孫の成長とジジババの老化は早い!」と感じる今日この頃である・・・