日本対韓国! 半跏思惟像ほほえみ対決

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5月下旬に「大人の修学旅行」と銘打って、大阪・奈良に4日間ほど遊びに行った。

代表的修学旅行コースである法隆寺を訪ねた時、中宮寺の弥勒菩薩にもご挨拶・・ と寄ってみたら、何と韓国へ出張中。

この弥勒菩薩、5月に韓国のお仲間を連れて帰国。 現在上野の東京国立博物館で、日韓ほほえみ対決が行われているというので、昨日見学に行ってきた。

 

韓国の半跏思惟像は青銅製で、思っていたより小さかった。 作成年代は韓国は6世紀頃で、中宮寺の弥勒菩薩より1世紀ほど早い。

中宮寺の弥勒菩薩の方が、バランスも良く綺麗に見える。 しかしほほえみは、なんとなく仮面のような、冷たいほほえみに見えないでもない。 「日韓対決」と書いたが、ここは引き分けであろう。 広隆寺の弥勒菩薩が展示されていないのが残念である。

 

帰りに東洋館に寄り、中国や朝鮮半島の陶磁器 および ガンダーラの石仏を見て回る。 ガンダーラの石仏の顔は、彫りが深く鼻筋が通って縮れ髪である。 古代ギリシャやローマの影響を見ることができる。

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