出発前日にネットを利用して飛行機のチェックインを行おうとしたが、何度やってもエラーとなる。 「おかしい!」と思い、チケット手配してもらった旅行会社に出向いた。 しかしここでも同様で、航空会社に問合せをしてもらった結果、「何かわからないけど、成田でチェックインして下さい」
「まぁ良いか・・・」と思いつつ、翌日成田に向かうバスに乗り込んだ。
空港での出来事
成田空港に到着し、スイス航空のカウンターに並びチェックイン。 順調に手続きが進むかのように見えたが、途中で係員が席を離れ、他の係員と何やら相談を始めた。 そして「チューリッヒからリスボン間のチケットは発券できないので、チューリッヒで発券してもらってください」。 「ハァ? 何で?」
出発前から問題発生! 個人旅行の悲しさで、自力で解決しなければならない。 「何とかなるだろう・・・」と妻と話しながら、不安を抱えて出発する。
いざ出発
2015年5月26日。 まずは成田発10時25分のスイス航空・LX161便でチューリッヒへ向かう。
離陸後しばらくして、ドリンクサービスと昼食がサービスされる。 メニューは若鳥の照り焼き with ウィスキー。 日常から解放され、昼から飲める至福の時の始まりである。
リスボンへの航空券をゲット
長いフライトの末、チューリッヒに到着。 次はポルトガル航空へ乗り換えてリスボンへ。 トランジット時間は約2時間と充分あるが、リスボンへのチケットを手に入れる必要がある。
幸い飛行機の座席モニターに、チューリッヒ空港の案内ビデオがあり、この中でトランジットの説明があった。 これにより「トランスファーデスク」と呼ばれるカウンターで、チケットの発券が出来ることを知る。 そして飛行機を降り、次の飛行機のゲート方向に進む途中にそのデスクを見つけ、チケット発券を頼むと、パスポートを見せただけで簡単に発券。 不安は一気に解消された。
リスボン到着
チューリッヒから3時間弱の飛行で、眼下にリスボン市内が見えてきた。
トランジットの時間も含め、約15時間にわたる移動はさすがに辛い。 ガイドブックやネットの情報では、空港からホテルまでタクシーを利用する場合、料金トラブルを避ける為、バウチャーの利用を薦めていた。 疲れていたので、多少料金が高くても面倒を避ける為、空港のインフォメーションカウンターでバウチャーを購入してホテルへ向かう。
リスボンのホテル
ホテルはロシオ広場近くの「レジデンシャル フロレセント」。 チェックインは21時過ぎになり、疲れていたので近くを一回りしただけで、夕食も食べずに寝てしまった。
ホテルは高級ではないが、交通に便利であり、ホテル前の通りはレストランが並んで賑やかである。