「大人の休日倶楽部パス」 驚きの0泊4日旅行

秋田新幹線

旅行日 : 2017年6月26日 ~ 28日

JRの「大人の休日倶楽部」会員になっている。 この「大人の休日倶楽部」では、年に何回か乗り放題の切符が売り出される。 JR東日本管内であれば、料金は15,000円で、新幹線を含めて4日間乗り放題という代物である。

今回「秋田駒ヶ岳」へ行くにあたり、この「大人の休日倶楽部パス」を初めて使ってみることにした。 普通に切符を買って行くことと比べ、大幅に安い料金で往復できると喜んだが、旅行中に出会った人の話を聞いて、自分の甘さに気付かされた。

 

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大人の休日倶楽部パス

「大人の休日倶楽部パス」は、JRが指定する期間内で、任意の日付から4日間、新幹線を含めたJR東日本の全エリアが4日間乗り放題となる。 また普通車の座席指定は、6回まで利用できるという、超お得な切符である。

通常の会員特典である、特急券・乗車券の3割引きは良く利用している。 しかし「大人の休日倶楽部パス」は、余り興味はなかった。 いくら安いからと言って、この切符の為に旅行に行くのは、馬鹿げていると思っていたのである。

 
大人の休日倶楽部パス

往復で約8550円も安くなる

自宅から秋田駒の最寄駅である「田沢湖」まで、新幹線利用の片道料金は16,820円。 「大人の休日倶楽部」利用の3割引きで11,774円である。 これを「大人の休日倶楽部パス」を使うと、15,000円で指定席を含めて往復できる。

「大人の休日倶楽部」の3割引きを使って往復するより、約8,550円も得になると喜んだ。 しかし後に、「大人の休日倶楽部パス」を、とてつもなく活用している人の話を聞いて、驚くことにになった。

驚きの「0泊4日 日帰りの旅」

乳頭温泉の露天風呂で出会った、同じ千葉から来たという男性に話を聞いて驚いた。

「大人の休日倶楽部パス」の有効期間である4日間、毎日「日帰り」で出掛けるそうだ。 昨日は長野、今日は秋田、明日は新潟、最後の4日目には、青森の弘前へ行くという。 切符を買って、この4ヶ所に行くとなれば、10万円近くになるだろうが、僅か15,000円で済む。 あとは体力次第である。

毎回売り出されると、この様に日帰りで4日間出掛けるが、奥さんは「疲れるから」と、一緒に来ないそうである。 しかし「そうか! こういう使い方があるのか・・・」と、目からウロコな感じであった。

見知らぬおばさんに諭される

角館の駅で帰りの新幹線を待っていると、同じような山のスタイルをしたおばさんが、「どこに登ったんですか?」声を掛けてきた。

「これこれしかじか・・・」と、2泊3日の話をすると、更に「残りの1日はどこへ行く?」と聞いてきた。 そこで「どこにも行かない」と返すと、「往復の2回しか使ってないじゃない。 そんなもったいないことをするんじゃない!」と諭されてしまった。

この女性も今日は東京に帰り、明日新潟の方に行くという。 凄いパワーである。

考え方を変えて試してみよう・・・

「年会費の元が取れれば良い」程度にしか考えていなかった、私の甘さに気付いた。 世の中には「徹底的に使いまくる!」とう猛者がいる。 私も考えを変え、もう少し貪欲に使ってみよう。

次回は9月前半と、来年1月の後半なようである。 真冬の只見線に乗り、雪深い世界を眺めてみたいと以前から思っていたが、良い機会かもしれない。

 


 

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