戦国武将 柴田勝家とお市の方の墓所を訪ねる

山里口御門

旅行日 : 2019年3月4日~3月6日

福井の旅2日目。 午前中に永平寺を訪れ、午後に福井市内に移動する。 先にホテルにチェックインしてしばらく休憩後、福井市内の史跡めぐりに出る。

福井は恐竜の化石発掘で知られ、恐竜博物館もある。 しかし恐竜はあまりに古すぎ、人類の歴史を越えて地球史の範疇である。

もっと身近な日本史の史跡を福井市で探すとなると、戦国時代の朝倉氏の一乗谷と、織田信長の有力武将であった柴田勝家であろう。 この2人の武将の足跡をたどりながら、戦国時代へタイムスリップである。

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福井駅で恐竜の歓迎を受ける

えちぜん鉄道福井駅

永平寺からバスで移動し、JR福井駅東口に到着。 金沢から敦賀までの北陸新幹線延伸工事の真っ最中であった。

また「えちぜん鉄道」福井駅は、斬新というか、大胆なデザインで面白い。

えちぜん鉄道

恐竜が歓迎してくれる

駅の西口側に回ると、3匹の恐竜が首を振りながら、恐ろしげな声で吠えている。

背後の駅ビルの壁にも恐竜が描かれ、「恐竜王国福井」をアピールしている。

福井駅前

北ノ庄城址と柴田勝家の墓所を訪れる

福井に来るなら、是非訪れたいと思っていた所が「北ノ庄(北の庄)城址」と、「柴田勝家・お市の方の墓所」である。

柴田勝家は織田信長より北陸の制圧を任され、越前の戦国大名・朝倉氏を一乗谷に滅ぼし、一向一揆も一掃して北ノ庄城を居城とした。

北ノ庄城址・柴田公園

福井駅から歩いて数分の場所に「柴田神社」がある。 本殿は北ノ庄城の天守があった場所と云われている。

境内は「北ノ庄城址・柴田公園」とつながっており、発掘調査で見つかった北ノ庄城の堀と石垣の一部が復元されている。

北の庄城址

柴田公園内には、長い槍をもつ柴田勝家像が立つ。

柴田勝家像

更に信長の妹で、勝家の妻であった「お市の方」と、その3人の姉妹の像も建つ。

お市の方が前夫の浅井長政との間にもうけた「茶々、初、江(ごう)」の美人3姉妹は、戦国時代の女性の代表格といえる。

浅井三姉妹

西光寺 勝家とお市の方の墓所を訪ねる

柴田神社から足羽川を渡って「西光寺」を訪れる。 西光寺は柴田勝家の菩提寺で、勝家、お市の方、勝家の一子・作次郎、勝家の甥で丸岡城城主であった勝豊が合祀されていると説明されていた。

勝家墓所

勝家は賤ヶ岳の戦いで豊臣秀吉に敗れ、北ノ庄城に逃れるも秀吉に包囲され、妻のお市の方と共に自害した。 お市の方37歳であった。

「戦国一の美女」と云われたお市の方だが、その彼女が残した3姉妹に関る人物をみると、超豪華な歴史上の人物に囲まれている。 まさにお市の方は、戦国時代の「ゴッド・マザー」だったといえる。

橋本左内

勝家とお市の方の墓所から数分歩くと左内公園があり、公園内に幕末の福井藩士・橋本左内の像が立つ。

公園の手前には「橋本左内先生菩提寺」との案内板が下がる善慶寺もあった。

橋本佐内像

橋本左内は将軍家の世継ぎ問題で一橋慶喜を推して活動を続けたが、徳川慶福を推す井伊直弼の安政の大獄により、伝馬町の牢屋敷で斬首。 享年26歳 早すぎる死であった。

福井城 御廊下橋と山里口御門

福井城は徳川家康の次男・結城秀康が初代福井藩主として越前に入った。

そして福井城築城の際、古い北ノ庄城の位置が判らなくなるほど、柴田勝家が築いた北ノ庄城は大幅に改変されてしまった。

御廊下橋

本丸と西三の丸を結ぶ、屋根付きの橋が復元されている。 政庁であった本丸と、西三ノ丸御座所とを藩主が往復するための、専用の橋だったと説明されていた。

山里口御門

山里口御門

御廊下橋を渡ると山里口御門で、櫓門と棟門を持つ小さな枡形を形作っている。

福井城址

天守台跡

天守閣は寛文9年(1669)の大火で焼失し、その後再建されることは無かったという。

福井城址

夕飯は「のどぐろ」で一杯!

史跡めぐりを終え、夕飯でも食べようと料理が美味そうな飲み屋を探した。 さすがに2日連続でカニを食べる気はしないが、やはり新鮮な魚が良い。

旬味 泰平

訪れた店は「旬味 泰平」 古民家を利用したそうで、入口屋根の行灯が雰囲気を醸し出している。

旬味泰平

「のどぐろ」の刺身。 皮を軽くあぶってあり、香ばしさが口の中に広がる。

のどぐろ

ホタルイカ。 3月に解禁されたばかりで、美味いの一言・・・

ホタルイカ

みどりのスコップ ひとかき運動

市内の交差点の歩道脇に緑色のスコップが置かれ、「信号待ちの時間、歩道の除雪にご協力をお願います」とあった。

良いアイデアだが、どのくらい協力を得ているのだろうか?

雪かきスコップ

失敗したホテル ユアーズホテル

少し広い部屋が良いと、モダンツインルームBという部屋を予約しておいた。

部屋の広さは充分だったが、ソファーではなく座椅子であった。 良く調べておけばよかった・・・

ユアーズホテル


福井市からバスで1時間弱で、国内に現存する12か所の天守閣の中で、最古の様式を持つといわれる丸岡城、別名霞ヶ城がある。 何とか訪れたいと思ったが、適当なバスの便がなく諦めた。

翌日は5代にわたり栄華を誇り、柴田勝家に滅ぼされた朝倉氏の一乗谷を訪れ、戦国の世に思いを馳せてみよう。

【追記】

丸岡城の柱などの部材を調べた結果、建てられたのは寛永年間であり、国内最古ではないことが判明したとニュースで流れた。


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