白神山地の旅 Part-3 藤里町の巨木と久保田城

久保田城

旅行日 : 2018年6月27日~29日

前日の夕刻から夜にかけて雨が激しく降っていたが、3日目の朝にはなんとか曇り空に戻っていた。

前日は思いもかけぬ事態で予定を変更し、八峰町の「留山」を訪れた。 「留山」は海岸から近く、里山と呼ばれるような標高も低い山であった。 しかしガイドさんの説明を聞きながらのブナ林散策は楽しい経験となった。

初日から予定が狂いっぱなしの「白神山地の旅」も最終日。 この日はただ帰るだけだが、時間に余裕があったので寄り道しながらの帰り旅である。

では白神山地の旅の最終日。 山とは関係なかった一日です。

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藤里町の巨木めぐり

宿泊したホテルの近くに銀杏とケヤキの巨木があるというので、チェックアウト後に訪れてみることにした。

のどかな藤里町風景

白神山地世界遺産センター「藤里館」の近くに広がる田園風景。

藤里町

権現の大銀杏

樹高25m、樹幹周囲8.5mという大銀杏。 冬が近くなると、夜中に「ごおっ」と鳴る音とともに一斉に落葉するそうだ。 一度見てみたいものである。

権現の大銀杏

枝からは大きな乳根(ちちね)が下がっていた。 銀杏は雌雄異株なので、「乳根」は雌木だけのように思えるが、雌木も雄木でも良くみられるそうだ。

権現の大銀杏

水神様の大ケヤキ

千年木と伝えられる大ケヤキ。 根元から枯れることなく水が湧き出るので、「水神様の大ケヤキ」と呼ばれているそうだ。

水神様の大欅

「特急つがる」と紙おむつ

藤里町に別れを告げ、東能代に戻ってレンタカーを返却。 奥羽本線の「特急つがる」で秋田に向かう。

特急つがる

ザックなど荷物を網棚に乗せ、ヤレヤレと座席に腰を下ろす。 そして何気なく天井に目をやると、何と紙おむつがへばり付いているではないか!

紙おむつ

冷房で水が垂れることの防止策だろうが、何かで覆うなど、見た目をもう少し工夫すれば良いのだが・・・

稲庭うどんの名店へ

秋田駅へ到着。 竿灯のミニチュア版が出迎えてくれる。

秋田駅

稲庭うどんの名店 佐藤養助商店へ

万延元年創業。 一子相伝で「心・技・味」を受け継ぐという「佐藤養助商店」。 駅前の西武百貨店の地下の店で昼食とする。

私が頼んだメニューは「比内地鶏ご飯セット」。 喉ごし滑らかで美味いの一言!

稲庭うどん

おまけの久保田城へ

秋田駅から歩いて10分ほどの所にある「千秋公園」。 江戸時代にこの地を治めた佐竹家ゆかりの久保田城を訪れた。

今回の旅行の計画段階で秘かにこの城を訪れることを考え、帰りの新幹線まで2時間以上の間を開けておいたのである。

妻は興味ないらしく、駅近くの「秋田市立千秋美術館」へ行くという。 1時間後に落ち合うことにして、別行動を取ることにした。

佐竹資料館へ

秋田藩主の佐竹氏とは、清和源氏の流れをくむ名門だそうだ。 関ヶ原の合戦の後、秋田に転封された佐竹義宣が久保田城を築き、明治維新まで佐竹家が藩主を務めていたそうだ。

日本百名城のスタンプを貰おうと、最初に「佐竹資料館」を訪れた。 初代藩主・佐竹義宣所用の甲冑(左)などが展示され、ゆっくりと見たかったが時間がないので駆け足で見学を済ませた。

佐竹資料館

ついでに係りの人に「現在の秋田県知事はこの末裔か?」と聞くと、「分家の北家の出です!」と少し無愛想に答えてくれた。 きっと本家筋の誇りを持ているのだろう。 ちなみに佐竹北家は、角館を治めていた。

城内には久保田藩最後の藩主・第12代佐竹義堯公の銅像が立つ。

佐竹義堯公銅像

久保田城 一ノ門

久保田城には石垣が殆どなく、堀と土塁を巡らした平城で、天守閣は初めから造られなかった。 何度か火災に見舞われ、その都度再建されたが、明治13年(1880)の火災で大部分の建物を焼失したそうだ。

久保田城

二の丸跡、長坂門跡と進むと、前方に「一ノ門」が見えてきた。

久保田城

「一ノ門」は久保田城の表門で、現在の門は再現されたものだが立派である。

久保田城

久保田城 御隅櫓

御隅櫓へ通じる多聞長屋跡。 この土手のような上には多聞が建っていたのだろう。

久保田城

久保田城には八つの隅櫓があったそうで、そのうちの一つを復元。 本来は二層の櫓だが、展望台を付けて三層で復元したそうだ。

久保田城

御隅櫓から眺めた秋田市内。 遠く男鹿半島の山は見えたが、残念ながら鳥海山は見えなかった。

久保田城



1時間後に妻と合流し、お土産などを買って今回の旅を終えた。

梅雨時なので雨に降られることは覚悟していたが、今回のようにことごとく予定が狂うことは想定していなかった。 しかしこれはこれで貴重な体験で、後から考えれば面白い旅だったと思える。

今回訪れることが出来なかった「岳岱」は、次の機会があればぜひ訪れてみたいと思う。 それもブナが黄葉する秋が良いだろう。 また青森の西目屋村側からも一度訪れてみたいと思う白神山地の旅であった。


Part-1、Part-2はこちら。

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