善光寺宿から野尻宿へ

北国街道 分去れ

2014/05/15

信濃追分から上田にかけては地形的に下り基調で、更に善光寺に向けて平坦な道が続く。 また一部国道18号を走る部分もあるが、大半は車の通らない静かな旧道を走ることができる。 したがって、左右の土蔵や白壁の家並みを眺めながらゆったりと走る、自転車にとっては大変嬉しいコースであった。

しかし善光寺から先は、今までと異なり山越えのコースとなる。 2日目の午後は、野尻湖まで登り道が続く脚力勝負のルートである。

日 付 区 間 概算距離 地 図 備 考
2014年
5月15日
屋代宿~善光寺宿 18.5Km Map2-1 屋代宿~丹波島宿~善光寺宿
善光寺宿~野尻宿 26.2Km Map2-2 善光寺宿~新町宿~牟礼宿
~古間宿~柏原宿~野尻宿

【善光寺山門】
さすがに観光客が多い。 昼食を済ませ、野尻湖に向けて出発する。

善光寺山門

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善光寺宿を出発

【笠原十兵衛薬局】
天文12年(1543)から製造販売されてた「雲切目薬」を復活し、
「雲切目薬α」として現在も売っている。

笠原十兵衛薬局

【三輪の街並み】
三輪の街に入ると旧家が多い。

三輪の街並み

【時丸寺の六地蔵】
右から三番目のお地蔵さんは、赤ん坊を抱いている。

時丸寺の六地蔵

【吉田神社】
延喜の頃に全国を六十八州に分けたが、各州の一ノ宮の石祠が並ぶ。

吉田神社

【古い土蔵】

古い土蔵

【飯山街道追分】
「右 いい山 なかの 志ふゆ くさつ道」「左 北國往還」と彫られている。
新町宿は知らない間に通り過ぎてしまったようだ。

飯山街道追分

【菅平・志賀方面を望む】
原ノ坂を上り、周りにリンゴ畑が増えてきた。

菅平・志賀方面

【庚申塔と舟地蔵】
石の舟に鎮座するお地蔵さん。 旱魃時には首に縄をかけられ、
更に雨が降るまで、田子神社の湧水に漬けられていたそうだ。

庚申塔と舟地蔵

【旧池田家】
飯山城の裏門を船で運んで移築。 「明治天皇田子御小休所」碑も立つが、
一行は岩倉具視以下、千人を超える大行列だったそうだ。

旧池田家

リンゴ畑と吉村坂の長い上りが続く。 しんどい・・・

吉村坂

【原池観音堂】
右に下ると原池と観音堂がある。 長い上りはまだ続く・・・

原池観音堂

【長沼道追分】
白坂峠から長沼宿、松代宿へ続く、北国街道脇往還は右折する。

長沼道追分

【街道沿いの民家】
藁葺屋根をトタンで覆った民家が増える。

街道沿いの民家

街道沿いの民家街道沿いの民家

【飯綱山と黒姫山】
善光寺での青空は何処へ行ったのか?

飯綱山と黒姫山

牟礼宿に入る

【牟礼宿碑】
信越線ガードをくぐって左折するが、牟礼宿の東の枡形だった。

牟礼宿碑

【旧鎌問屋の家】
牟礼には古い家は少なく、古間鎌の問屋だった家が目を引く。

旧鎌問屋

【飯綱町役場牟礼庁舎】
レトロ感ある旧館。 本陣はこの向かいにある交番のあたりにあった。

飯綱町役場牟礼庁舎

【十王坂】
證念寺の前で左に曲がり十王坂が始まる。 牟礼宿の西の枡形である。

十王坂

【十王堂】
ここまでに何箇所かあったが、今回の旅で初めて十王堂というものを知った。
冥土で亡者の罪を裁く、閻魔様を筆頭とする十人の判官を祀っている。

十王堂

古間宿へ向かう

【武州加州道中堺碑】
加賀前田藩の参勤交代で、道中120里の中間点だそうだ。

武州加州道中堺碑

【小玉坂へ向かう】
ここからは自転車にはきつい上りが続く。
そして山の中に入って、地図にもないルートを進むことになる。

小玉坂

【古道の分岐】
左は明治に入って開かれた道。 右の古道に入る。

古道の分岐

【小玉坂の古道】
山中の地図空白地帯を進む。 この先は更に細くなり、踏み跡だけになる。
パンクしないよう、自転車を押し歩く。

古道

【観音平の石仏群】
街道周辺に散在した馬頭観音などが集められている。

観音平の石仏群

小玉坂の古道を進むうちに雨が本格的に降り出し、ヘルメットからポタポタとしずくが垂れ始める。 止むを得ず雨具を取り出し、カメラをザックにしまう。 代わりにバックアップで持参した、小型デジカメをポケットに突っこんで先に進む。

古道の杉林を抜けて落影の集落に入れば、山越えのピークは越える。 しかし雨は降り続き、残り8Kmほどであるが、雨宿りするような場所もなく黙々と走り続ける。

【古間一里塚跡】
古間宿のはずれにあるが、塚の形は残っていない。

古間一里塚跡

【小林一茶の弟の家】
小林一茶の弟の家が復元されている。
近くには一茶の旧宅もあるが、雨が激しくなりパスした。

小林一茶の弟の家
【 雨の中をひた走る 】
雨が本降りとなったため、街道沿いの旧跡などを見ながら走るどころではなくなった。 本日の宿を目指し、国道18号をまっすぐ走ろうかと思ったが、自転車の横をトラックなどが通過すると、思いっきり水を浴びてしまう。 とにかく旧道のある部分は、多少遠回りでも旧道を走ることとした。

このような状態であったため、野尻宿までの間にある、古間や柏原の宿場は通過しただけである。 晴れていれば、左に黒姫や妙高を眺めながら走るはずが残念である。 明日に期待して、野尻湖の宿に走り込む。


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