生口島のタコとジェラード

来島海峡大橋

2012年5月25日(金)

しまなみ海道の広島県側最後の島である生口島に入る。 この島は国産レモン発祥の地だそうで、生産高は日本一。 「シトラスパーク瀬戸田」という、柑橘類のテーマパークまであるそうだ。 ディズニーランドのように、ミカンやレモン、オレンジ、デコポンなどのゆるキャラがお出迎えしてくれるのだろうか?

もう一つの特徴は「芸術の島」である。 「島ごと美術館」を標榜し、島内17か所にオブジェが展示されている。 自転車で走っている間に幾つか見かけたが、美的感覚ゼロというか、芸術理解力に欠ける私には、意味不明なオブジェばかりであった。

生口橋と因島

渡ってきた生口橋と因島を振り返る

この生口島は北側の海岸線を走り、瀬戸田の街を目指す。 事前の調べでは、瀬戸田の街には美味しそうな店が多いようである。 生口島到着が13時であったが、瀬戸田に着くまでお昼はお預けとして美味い食事に備える。 この島のルートは海沿いの平坦な道なので、快適に走ることができた。

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「ドルチェ」のジェラード 名物は押えておこう

ネットやガイドブックで生口島を調べると、必ず出てくる「ドルチェ」のジェラード。 ソフトクリームは好きなので、因島の「はっさく大福」同様に、ここはミーハー的に押さえておく必要がある。

海沿いの道をしばらく走ると、大きな看板が立つ店が見えてきた。 店に入ると、何と女子高生ばかり!! 雨に濡れた初老オヤジが、一人でジェラードをペロペロする姿を女子高生の目にさらすのも嫌である。 小雨降る中、海を眺めながら店の外でペロ・・ッ!

生口島のドルチェ

大きな看板が目印の「ドルチェ」本店
ドルチェのジェラード

デコポンとバニラのダブル

昼食はタコの天ぷら

瀬戸田の街で遅めの昼食をとる。 事前に目星をつけておいた「しま一」という店を目指す。 店の前に立ち「しまった~ぁ!」 そうです・・・ 14時を回っていたので、昼の営業は終了していた。 駄目だとわかると無性に空腹感が増し、このままではハンガーノックアウトに襲われる・・・ と気を取り直して次の候補の店へ向かう。

次に目指した店は「ちどり」。 タコ料理が有名で、タコ飯やタコの天ぷらが美味しいとのこと。 昨晩に続いて、再び「タコの天ぷら定食」を注文。 美味しかったけど、感激するほどのものではなかったような気がする。

タコ料理のちどり

タコ料理の店「ちどり
タコの天ぷら定食

タコの天ぷら定食 これで1700円はちょっと高い

芸術はとりあえずスキップ

昼食を終え、お腹も満ちたので瀬戸田の街を観光する。 この街には画家の平山郁夫美術館や、耕三寺、向上寺の三重塔(国宝)など、見どころが多い。 しかし腹が減り食欲を優先した為、芸術鑑賞の時間が無くなってしまったのである。何という文化的知能の低さであろうか!

これら見どころの一つに、平等院や法隆寺夢殿、日光東照宮などを模した建物が建つ、ド派手な耕三寺がある。 耕三寺耕三という実業家が、亡くなった母を供養する為に建立したそうだが、親孝行のスケールの大きさに驚かされる。

平山郁夫美術館

平山郁夫美術館 瀬戸田は平山郁夫の出身地だそうだ
耕三寺

耕三寺は入口から覗いて終わりとした

亀の首地蔵

少しだけ遠回りになるが、「亀の首地蔵」という、変わった名前のお地蔵さんがあるので見に行く。 名前から、亀の顔というか、頭を持つお地蔵さんを想像していたのだが・・・

「亀の首地蔵」は、想像に反して普通のお地蔵さんであった。 変わった点と言えば、海の中にあることである。 潮が満ちた時には、海に浮かんでいるように見えるのかと思ったら、潮が引いた時に亀の形ををした台座の岩が現れるらしい。

小さな漁港

小さな漁港
亀の首地蔵

海の中の「亀の首地蔵」

亀の首地蔵物語(道路脇の案内板より)

昔、船を沈めて人を食べていた亀の総大将「亀主」を退治するため、亀主をだまして向上寺の前まで連れ出した。 陸に上がった亀主は動きが鈍くなり、その隙に首を切り落とされ、その首が海に落ち亀の形をした岩になったという。 それ以降船の事故が多発し、村人が亀主の霊を鎮めるためにお地蔵さんを立てたとのこと。

快適なサイクリングロード

生口島の海沿いを走る道は殆んど平坦である。 特に瀬戸田から多々良大橋への間は、サンセットビーチや「島ごと美術館」の作品群を眺めながら、快適に走ることが出来る。

高根大橋

高根島へ通じる高根大橋
快適な道

椰子の木だろうか? 南国ムードが漂う直線路

嫁いらず観音 買収に失敗!

ガイドブックで「嫁いらず観音」という文字を見つけた。 説明によると、「お参りしておけば、老後に嫁の世話にならずに健康に暮らせる」そうである。 要するにボケずに済むという事であろうか? 老後を考える年齢になったので、これは絶対にお参りする必要がある。 お賽銭も普段より多めに出し、観音様を買収しておこうとの魂胆である。

多々良大橋への入口を通り越して進むと、道路わきの小高い岩の上に立つ小さなお堂が見えてきた。 嫁いらず観音に到着。 早速お参りを・・・と思ったら、立ち入り禁止でお参りできず。 階段下から手を合わせるだけで、お賽銭をあげることは出来なかった。 買収に失敗! 自分の老後に一抹の不安が・・・

嫁いらず観音

立ち入り禁止だった嫁いらず観音

美しい多々良大橋

「2羽の鳥が羽を広げたよう」と評される斜張橋である。 この橋を渡ると愛媛県の大三島である。

多々良大橋

全長1480メートルの多々良大橋


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